雑記帳

沖縄と民俗と言葉と本と

ラオス研修 1日目

 

 はじめに

 昨年の夏、私は沖縄県とJICAが行う「おきなわ国際協力人材育成事業」に参加しました。プロジェクトは発展途上国ラオスに足を運び、日本が行う国際協力の視察を行うという内容でした。この間大量にレポートを書いたのですが、今回このプロジェクトの2014年版がスタートするということで、私のレポートが見難い状態となりました。折角書いたのに、勿体無いなと感じます。ですから、レポートをブログの方に書き写します。

 

 

 

ラオス研修 1日目 2013.07.24

派遣国:ラオス 大城

 私達ラオス班は、3日目の朝を迎えました。

ラオスに着くまで、1日以上の時間と3回の飛行機乗り継ぎをしました。その道中を振り返ってみたいと思います。

 

 那覇空港から、成田空港へ

成田空港はとても大きく、近代的でした。そこには、さまざまなパスポートを手にした外国人の姿や、せわしなく働く従業員の姿がありました。ベトナムラオスとこの研修が進んでいくにつれて、この近代的な日本の空港は私のなかで何度も思い出されるのでした。

 

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ベトナム初上陸

 生まれてから一度も知ることの無かった海外。15年間も日本で過ごしていたことが不思議なくらい、日本を出ることは簡単なことでした。そして、初めて感じたベトナムの風。驚いたことがあります。それは、日本人と現地の方との違い。たとえば、荷物だってそうです。私の荷物は頑丈なスーツケースに、しかも何重ものの鍵をかけています。それに比べて現地の方はどうでしょう。鍵どころか、スーツケースさえ使わずに荷物はすべてダンボールに入れていました。思わず目を疑いました。ダンボールでは盗まれる可能性はないのか?いや、そもそもなぜダンボール!?次々に異文化に対する疑問がわくなかでで、気軽な彼らが少し羨ましく、そして重いスーツケースを苦労しながら運ぶ私自身が滑稽に思えました。

 

 

 

 空港に出ると、真っ先に日本の企業の看板が目に飛び込んできました。また、それだけではありません。日本語の商品に、たくさんの日本車。ベトナムに国際協力をしたことを示す日本国旗もありました。世界にも影響を与える「日本力」その力を覗き見た気がします。

 

 ベトナムの風景は空港~ホテルまでの間しか見られなかったのですが、気付いたことがあります。それは「Apple Store」の多さ。インターネットやデジタルの波はベトナムまで来ているのですね。

 

 その日は夜も遅かったので、ホテルに着くとすぐに寝てしまいました。テレビにNHKの放送が映ると、なぜかほっとしたことを覚えています。

 

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