雑記帳

沖縄と民俗と言葉と本と

手帳と2024年の抱負

年が明けて10日が過ぎようとしたタイミングで今年の手帳が届いた。 今年の手帳は数年ぶりにほぼ日手帳にした。 ほぼ日手帳、はじめて使ったのは高校1年生だった。はじめて持つ手帳としてかなり慎重に吟味して、選んだ。すごくわくわくしたのを覚えている。そ…

2023年の目標をふりかえる

今年のはじめに書いた2023年の目標を眺めて、どのくらい達成できたかを確認してみる。とは言っても、2023年の1月の私が思い描いていた一年間は「博士後期2年生として論文書いて、台湾留学する」一年であり、今見返すと方向性が違っているものも多いなあと思…

今年4度の台湾渡航と雑感

先日、3泊4日で台湾に行ってきた。 溜まっていた振休を全部使っての台湾。今年になって4回目の台湾だ。 今年は激動の一年だった。2月から台湾の成功大学に調査目的で留学する予定だった。だけれども、博物館の採用試験が突然発表された。迷ったけれども、ど…

台湾に行く

忙しかった。具体的には週の半分くらいは研修とか調査とかの外勤があって、残りの半分でやるべきことを整理したいところだったけど会議も色々入っていた。さらに発表もあった。楽しい。 わたしの抱えている仕事なんて大したことないのかもしれないけれど、忙…

11月第4週 週報

週報を書こうと思ったものの、習慣的に文章を書くのが難しい。 いや、文章を書く習慣を取り戻すのが難しい。中高生の頃はあんなにも言葉を欲していたのに。それは同時に私がもう孤独ではないということなのだと思う。中高生の頃は、周りに分かり合えると思え…

11月第3週の週報

週報を書こうと思ったものの、11月第3週の記憶がもうだいぶ薄れていることに気付いた。仕事の記憶はあるけど、帰宅後の記憶が……。こうして自我が仕事に乗っ取られていくのだろうか。 昨年度の私は日本学術振興会の特別研究員だった。その前は修士学生だった…

週報を書きたい

憧れの職場で働き始めて7か月がたった。 10月からは仮採用期間も終わって、晴れて正職員だ。 文章を書く仕事がしたいと思ったのは中学生の頃だった。その時、どこかのおじさんが「文章を仕事にしたいのであれば、てっとり早いのは文章以外で高い専門性を身に…

就職しました

このブログには中学生の頃から、節目節目で色々自由に書いてきた。だからやっぱり報告したいなと思って、書く。わたしはこのたび就職しました。 就職先は沖縄で、ずっと夢見ていたところ。民俗学を専門にして、ご飯が食べられるようになった。嬉しい。怒涛の…

2023年の目標(随時更新)

2022年はほとんどブログを書かなかったので、今年は月に1~2回程度書けたらいいなと思う。このブログ、わたし的には半匿名でやってるつもりなんだけれども、この「半匿名」っていうのがなんとなくやりにくいなあと感じて、放置気味になっていた。完全匿名と…

通信制大学で教員免許(国語)を目指した話③ テストと免許申請

更新がまた開いてしまったけれど、一度始めたシリーズなのでしっかり書き切ってしまもうと思う。 教員免許(国語)の取りこぼし単位を通信制大学(佛教大学)の科目等履修生になって取った話。2020年のことなので、今からちょうど2年前。大学院修士課程の1年…

車を買った

車を買った。とても嬉しいから日記を書いてから寝ようと思う。 何をしている時が一番「大人になった」と感じるか。 わたしの場合は、酒を飲むときでもクラブに入場したときでも、ひとりで海外旅行に行った時でもなく、運転している時だった。遠くに行きたい…

博士後期の入学式に行った

入学式には行こうと決めていた。 大学院修士課程の入学式は新型コロナウイルスの流行によって中止となってしまったけれども、博士課程の入学式は行われるとのことだった。修士課程が不完全燃焼に終わったことと、入学式が行われなかったこととの間に関係性は…

寝ぼけ眼で走った半年

修士課程を修了した。 無事に修士論文を提出できた。口頭試問も乗り切った。 去年の7月、感情を吐き出すようにブログを書いた時のことを思い返すと、何とか走り切れたことにホッとする。記憶が薄れてきちゃう前にちゃんと書いておきたいと思って日記を書く。…

今年の目標とともにふりかえる

あと1時間で年が明ける。はっきり言って2021年はここ10年で最悪っていう年だった。家族の病気も世界的に大流行している疫病も、自分自身の調子の悪さもあった。でも、最低限手を動かし続けたことで救われたこともあった。結果として、そういう年もあるよね…

半年寝てたんだと思う

近況、修論抱えてるくせにダメダメです なんかもっと大声で、いまのわたしがダメであることを言ってしまった方が良いんじゃないかって気がしてきた。 環境のせいにはしたくないけど、やっぱり沖縄帰ってきてとてもしんどい。コロナは延々と続いてるし、家に…

1月のこと

このままだと無のまま一年が終わるのではないかという恐怖から、毎月のまとめを書くことにした。 自粛に次ぐ自粛の中、年が明けて。昨年抱えた問題が特に解決するわけでもなく、割とつらい月だった。親の病院関係のことや家事をしているか、自分が体調悪くて…

通信制大学で教員免許(国語)を目指した話② スケジュールとレポート

更新がかなりあいたけど前回のつづき。 kinokonoko.hatenadiary.jp 今回はスケジュールとレポートについて。 1.スケジュール 2.レポート 1.スケジュール 4月入学(3月末に書類を出した)のわたしのスケジュールは以下の通り。(ただし、かなりダラダラ…

明けたね2021

明けましておめでとうございます。 ぬるっと新年あけました。2020年の振り返りとか、2021年の抱負とか書きたいなと思いながらも、体調不良でずっと寝込んでた正月でした。寺社仏閣が好きなわたし。例年だと初詣のハシゴをしたり、親戚宅、友人宅で新年会に参…

通信制大学で教員免許(国語)を目指した話①

通信制大学(佛教大学)の科目等履修生となって、足りない単位を補充し、教員免許所得を目指していた。そしてこの度めでたく単位を無事に取得。通信制大学についてのネットの情報は少なく、自分自身手探りのなかの日々だったので、自分の体験を書き留めよう…

春学期オンライン授業の良かった点、悪かった点(受ける側)

秋学期が始まった。春学期は地元に戻っていたけれど、いまは北関東のアパートに戻って、授業を受けている。秋学期もほとんどオンライン授業だけれど、場所が違えば心境も変わる。そう思ったときに、新型コロナウィルスの混乱の中の春学期のことも忘れたくな…

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』読んだので感想文

インスタやFacebookでよく見かけた本を手に取った。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』って本。 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 作者:ブレイディみかこ 発売日: 2019/06/21 メディア: Kindle版 英国で保育士として働く著者の息子…

約1ヵ月、ちゃんと高校に通えた話

教育実習を終えました。 約一か月、関東の高校で日本史を教えていた。大学生活、教職が大きな比重を占めていたから、一つのヤマを越えたんだと思う。新型コロナウイルス流行下、そもそも出来るのかぎりぎりまで分からなかった。それに、毎日の引きこもり生活…

見晴らしの良い場所で

沖縄に帰ってきて3か月。 昼夜逆転しちゃっているし、関東に居る自分よりずっと頑張れていないと思うけれども、沖縄で、学ぶこと、その実感がふいに訪れたことがある。鍵垢のツイッターでバーッと書いて自分の気持ちを発散させて、それで終わりにしたって良…

最近のこと(2020年6月10日)

この前の更新からちょうど一か月近くなので、思い出したように日記を書くよ。 ・沖縄に帰って2か月 新型コロナウイルス騒ぎで大学院のオンライン化が決まって、慌てて帰ってきて2か月経った。いつも帰省初日は身体が沖縄の暑さにびっくりする。那覇空港に着…

オンライン授業雑記

コロナ危機の中で過ごしている、でも平穏で何ともない私の日常を記しておきたいと思う。 私の通う(一度も通ってない)大学院でもオンライン授業がはじまった。今日はその記録を残しておく。 目次 オンライン授業っていっても様々 環境の問題 授業が「溜まる…

思っていた春とは違った

思っていた春とは違った。今ありとあらゆる人がそう思っているのだろうな。 思い描いていた春は、大学院生として新生活に胸を弾ませている春だった。でも、私は今子供時代を過ごした実家に毎日籠って日々を過ごしている。 大学の卒業式を終え、父の命日のた…

大学を卒業しました

大学を卒業しました。 新型コロナウイルスの影響で一般学生の式典参加は禁止、学類ごとの学位記授与式もなくなってしまったけれども、卒業式当日はうららかな陽気で、とても素晴らしかった。大学入学式の時に見上げた桜が満開で、それが心底嬉しかったのを強…

明日、大学を卒業します

私は明日、大学を卒業する。 新型コロナウイルスの関係で、一般の学生の卒業式参加は禁止となってしまったけれども、3月25日が卒業の日であることは違いない。袴を着てサークルの友達とも、学類の友達とも写真を撮る予定だし、学位記だって学類長から頂ける…

卒論提出しました

気がついたら、冬が来ていた。 わたしはこの秋から冬にかけて、自分のアパートの和室に置いたこたつの中でずっと卒業論文を書いていた。 和室の窓から見えるイチョウの木は段々色付いて、そして散っていった。季節感を伝えるのは、この窓からの景色だけで、…

11月7日~11月15日 息抜き記録

卒論を抱えていると、何でもない日記を書きたくなる。 ここ最近の日々は、日中授業に行って、夜ご飯を食べたあとから卒論を書いている。毎日、まいにち間に合うだろうか、と心配しているし、結構やばいスケジュールと、それでも思うように進まない現実とでち…