雑記帳

沖縄と民俗と言葉と本と

ラオス研修 3日目 JICA事務所訪問

ラオス研修3日目 JICA事務所訪問2013.07.26

派遣国:ラオス 

ラオス研修も5日目を迎えた今日この頃。ネット環境の違いから、レポートが若干溜まりつつありますが、頑張って更新していきたいと思います。

 

 3日目 午前中 JICAラオス事務所訪問
 ビィエンチャンにあるJICAラオス事務所を訪問し、最貧国と呼ばれるラオスの現状や日本の活動を教えてもらいました。JICAの行う国際協力の形には様々なものがあると知る機会にもなりました。インフラの整備や学校教育の充実、保健医療サービスの改善と言ったどれも日本では当たり前にできていることがこの国では難しい現状にあります。だから、JICAの国際協力が必要となるのです。

 

f:id:kinokonoko11:20130724102943j:plain


 所長さんの言葉で印象に残っているものがあります。それは「心と心の支援」。国際協力は単にお金を出すだけでは、ラオスが本当に望んでいるものとはならない。一緒に働き、一緒に笑いあうことで見えてくるものがあるはずだと事務局長さんはおっしゃりました。確かに日本は支援する側で、ラオスは支援される側。一見対等ではないこの関係ですが、本当にそれで良いのでしょうか?ラオスが発展するために必要なものはお金だけではないはずです。だから、やっぱり心と心を通い合わせた信頼関係の上での協力というのが必要なのです。そう教えてもらいました。


 ラオスの国民性は日本と似ています。日本がここまで発展できたように、ラオスも発展できたらいいなと思います。日本はその手伝いを今、しているのだと思います。

追記:8月11日

 私達はそこで、一つの質問を投げかけられました。

   「どうして日本は国際協力をしているのか?」

ラオス研修中、私はその答えを探ろうと必死でした。そして、何となく掴めたその意味を今度は次のステップとして、形にしていきたいです。

 

f:id:kinokonoko11:20130724101916j:plain