きのこのこの雑記帳

どきどき台湾留学2018.9.1~ 沖縄と民俗と言葉と本と

通信制大学で教員免許(国語)を目指した話② スケジュールとレポート

 

 更新がかなりあいたけど前回のつづき。

kinokonoko.hatenadiary.jp

 

今回はスケジュールとレポートについて。

 

 1.スケジュール

 4月入学(3月末に書類を出した)のわたしのスケジュールは以下の通り。(ただし、かなりダラダラしてる)

 

4月末

 入学書類が届く。ここではじめて履修科目のシラバスが確認できて、指定教科書とレポート課題も判明。

 なお、コロナの影響で遅れていた大学院の授業もちょうどこの時期はじまったため、教科書を買ったきり、しばらく放置……。(大学院の授業がはじまる前に終わらす予定だったんだけども……)

 

・5月

 まだまだ放置

 気が向いたときに教科書をパラ見する程度

 

・6月

 放置

 自分が通信制大学の学生であることも忘れる

 

・7月

その後大学院の春学期が終わったので、思い出したかのようにレポートに取り組む

 

・8月

 夏休み中の8月にレポートを提出

 

・9月

 月末にそのレポートの合格が分かる。(合格していた)

 

・10月

 10月はじめの土日でテストを受け、10月末に合格。単位取得

 

 ざっとこんな感じ。ほかの通信制大学生(特に他に本職をもっている科目等履修生)はどうなのか分からないけれど、私は結構放置の時間が長かった。その理由として、大学院の方でもやるべきことがコンスタントにあり、科目等履修生やってる通信大学の方まで気を回すことができなかったことが挙げられる。社会人学生の凄さが分かった……。

 その為、大学院の授業が終わった夏休みから思い出したかのようにレポートに取り組んだ。この通信大学の受講科目とは別に、夏休みには日本史の教育実習も控えていたため、結果的に教職漬けの夏休みとなった。今となって思えば、これは結構良かった。通信大学と実習とでは教科が異なるものの、そこで学んだことが実習ですぐに活かせた気がするし(例えば、しばらく触れてなかった指導案の書き方とかはダイレクトに役立った)教育実習で高校の雰囲気が分かってきていたからこそ、その後にあったテストの方はとても楽だった。 

 通信大学の場合、様々な学習スタイルが選べることはメリットである。気持ちと頭の切り替えが下手な私は、夏休み期間にバァーーーーと取り組むことができて良かった。このような学習スタイルがアリなら、これからも専門外のことにもどんどん手を出しやすいなとも感じたり。

 

 ちなみに

 個人差が大きいだろうから、あんまり参考にならないだろうけれど、8単位分のレポートにかかった日数は1週間程度でした。1日あたり6時間くらいやっていて、その7日間なので、時間数でいうと42時間くらい。一つのレポートがそのまま一単位になるわけではなかったので、正確には割れないけれど、一単位あたりで割ると5時間25分。これは、指定テキストを読む、指定テキスト以外の教材を探して、読みこむ、レポート執筆、(モノによっては)模擬授業ビデオの撮影等々のほか、通信大学のシステムがよく分からなくて右往左往している時間も含む。システムの意味の分からなさに悩んだり不安になったりする時間も結構長かった……!

 私が卒業した通学制の大学の場合だと、一回75分の授業を10回受け(この時点で12時間以上)その上でレポートやテストを受けたり、ゼミ発表や小課題があったりした。そういう意味では、一単位あたりの時間は全然違うもんだなあと思った。教職科目の取りこぼしのために通信大学に入学した私の場合、一度学んだ内容も大いに含まれていたので、基礎の基礎から講義を受けてレポートを書くのではなく、テキストを読んでレポートを書く学習スタイルもまた合っていたと思う。

 

・スケジュールについての注意点

 これは私がうっかりしてて冷や汗たらしたことなんだけれども、レポートの提出とテスト受験が同月にできるわけではない。レポートを提出して、その結果が出て、テストの受験が許されて、テストを受け、その合否が分かり、単位が認められるまで、実は結構時間がかかる。ぎりぎりに取り掛かろうとすると、既にタイムオーバーになっている恐れがあるので、本当に気を付けて……。私もヒヤッとしました。

 

2.レポート

・私が履修していた科目は、国語科教育法。(正式名称ではないはず)その名の通   り、中学生、高校生を対象に国語を教えるための理念と技術を学ぶ科目。

 

・科目の性質にもよるのだろうけれど、履修した8単位(2科目)に対してレポートは  3本。一本あたり指定字数は3200字だった。これは何かの規定なのか、レポートすべてが3200字指定だった。なお、「3200字程度」なのか「3200字以上」なのか「3200字以内」なのか、シラバスだけでは分からずこれが地味なストレスだった。字数制限を間違えて捉えてしまうと、大きな減点になりかねないと思ったが、結局どうだったのだろう……。

 

・レポートは学習指導要領の内容を理解しているか問うものや指導案を書くものが多かった。これも先生によるのかもしれないけれど、どのようにレポートを書いたら合格できるのか、細かくアドバイスシラバスに書かれていた。

 正直な感想としては、テキストの要約が求められているようで、あまり学習内容に面白みを感じることができなかった……。シラバスでの指示に指定字数内で従おうとすると、個人の考察等を書く余裕はなく。「本当にこれ(ほとんど要約のような文章)でいいのか??」と思いながらレポートを書いた。

 そういう意味でも、やっぱり通信大学の勝手が分からずストレスになった。自分の経験から言っても通学制の大学だと、先輩や友達のレポートから雰囲気を掴んだり、細かいところを直接先生に尋ねたりとそういうストレスは少なかったよなあと思う。

 

・その他、レポートで書いた指導案を基に模擬講義を行い、そのビデオを提出することも。ただこれは3分程度だったので、準備と撮影で1時間かからなかった。(通学制の方の大学だと20分の模擬講義に院生からの厳しいフィードバック付きだったので、卒論提出間近の修羅場に苦しみながら指導案作ってた思い出……)

 因みに私は、高校二年生を対象として、教材は中島敦山月記』を選択。『山月記』と「人虎伝」との関わりから、日本文学の漢籍受容についての説明をした。授業展開でいうと、単元の最後の方。3分というかなり短い時間設定なので、自分の好き/得意な箇所の説明だけで乗り切れるというのが正直なところ。内容も「高校生対象にしては難しすぎるかな?」と思ったが、ここも指導案の生徒観の書きぶりによっていくらでも調整できるところでもある……。(つまり、進学校や国語が得意な生徒に向けての授業です、と指導案の方で言い切ってしまえば良い)実際に教壇に立つのであれば、教材や授業ありきで授業が成立するはずもないけれど、3分間の模擬授業ビデオだし……まあね……。

 また、黒板があるわけでもない自宅で「どうやって模擬授業を撮るのよ??」と思った。結果として、冷蔵庫にホワイトボードを貼って授業しました……。三分の動画なので、板書は既に終わっているという設定……。撮影は弟に頼んだけれど、1人暮らしだったら結構苦しかったかもしれない。

 

・レポートを書いて思ったこと

 とにかくシラバスを読みこむべき!

 レポートに記して欲しいポイントはシラバスに書いてあるので、その通りに書いていけば基本的には間違いない。寧ろシラバスを誤読して、方向性の違うレポートを書いてしまったら、レポートの質とか抜きに落とされると思った。大学を一度卒業しているので、レポートの書き方など「いつものやり方」があったけれど、ここはグッとこらえてシラバスに忠実になるよう努力した……。

 

 愚痴っぽくなってしまうけれど、表や図が盛り込まれがちな指導案を大学指定フォーマットに打ち込むのがすごく大変だった。表を使わずに授業展開を書くのって冗長になりがちで、ムズムズした。大学指定フォーマットに打ち込むのも、時間を使ったけれど、これって結構要らない方向の努力だよなあと思ったり……。

 

・提出後のこと

 提出後は「提出済」と表示されるだけなので、本当に提出されているのかソワソワした。成績開示の日にアクセスすると「受理」の文字が。これはレポートの「合格」と同義らしい。最初は分からなくて、「レポートの提出が事務的に受理されただけで、採点とはまた別」と勘違いした。そもそも履修要覧をちゃんと読んでないのが悪い

 

・レポートのフィールドバック

 レポートには担当教員から300字から400字程度のフィードバックが貰える。これが唯一の人肌を感じられる瞬間だった……。画面の向こうに人が居た……!事務的な文言だけでなく、励まされたり褒められたりして嬉しかった。

 レポート不合格(不受理)の場合はここで良くなかった点を指摘してもらえるらしい。何度も何度も先生からコメントを貰いながらレポートを書き直して、合格していくまでのプロセスこそが通信制大学の醍醐味なのかなあと思ったり。サクッと合格してしまったが故に、「卒業した大学よりずいぶん短い時間で単位が貰えるもんだなあ」と不遜なことを思ったけれど、多分じっくり取り組もうとすると先生からフィードバックを何度ももらえるわけで。(合格したらそれきりだけど)ただ椅子に座っていれば単位が来るわけでもないというのが通信制大学の特徴でもあるなあと思った。

 

 今日のところはここまで。

 更新はゆっくりだと思うけれど、次はテストについて書きます。

 

 アクセス解析によると、前回のブログも結構読まれているみたい。

 

kinokonoko.hatenadiary.jp

 

 私のように教職単位の取りこぼしがある人だけでなく、新型コロナウイルス関係で家籠りになって何か初めてみたいと思っている人等々居るのかもしれない。通信大学を選ぶ際、そして科目等履修生になったあともよくインターネットで通信大学について調べたけれど、情報が少なく大変困ったので、私が答えられる範囲であれば質問にも答えます。

 これはアウトなのかセーフなのか分からないけれど、合格したレポートとテストの答案を公開しようか迷ったくらい……。通信大学のレポートについて検索すると、どうやら有料で合格レポートを売っている人も居るみたいですね。「どういうのが合格レポートなのか見てみたい、書き方の参考にしたい」という人が居たら連絡ください。私もレポートの書き方には迷ったくらいなので、無料で送ります。