雑記帳

沖縄と民俗と言葉と本と

文具☆愛~はじめに~

  文具☆愛~はじめに~

 

 私が身の回り品について語るとき、真っ先に思い浮かぶのが文房具である。私は現役の高校生だ。毎日何かを書いて、その度にまた何かを消して、過ごしている。そこに書かれたものは、数式や落書きだったり、はたまた大切な手紙だったりと色々変化するけれど、書くという本質は何も変わらない。

 

 デジタル化の世の中だ。社会に出たら、文字を「書く」よりも文字を「打つ」生活になるだろう。だからこそ高校生というのは、もしかして人生で最も何かを書いている時期なのかもしれない。そして、そんな私達をいつも支えてくれるのは文房具という存在だ。

 

 彼らは書くことから離れられない私達を支えてくれる。コンビニに行けばいつでも会える安心感に、簡単に持ち運べるフットワークの軽さ。しかも、安価ときた。彼らが居なければ、私は生活できない。そんな彼らに敬服し、その愛を表現するべく、ちょっとこだわりの文房具を紹介する本コラムが生まれたわけである。