高校生は多忙だ。
だなんて、言い訳にしかなりませんがずっとブログを放置していました。
勉強や部活に追われるばかりで、自分自身ゆとりが持ててないというのが最近の悩みです。大好きな本もあまり読めていません。ブログだってこの有り様。
憧れの高校に入学して、がむしゃらに頑張ってきたといえば聞こえはいいです。しかし、何だか疲れてきました。
これはまずい。原点復帰だー!ということで久しぶりの更新です。
私の通う高校は課題が多いことで有名です。本当にすさまじい量でます。豆テストの類も毎日のようにあります。中学の時は、そんな高校に憧れていました。そこに通う先輩は何だか賢そうに見え、私も志望校に合格したら賢くなれるとばかり思っていたのです。
1学期の間は授業についていこうと頑張りました。少しづつですが学校にも慣れはじめ、「私は高校生になれたのだ」と自信もつきました。ラオス留学から帰国した頃からは成績も順調に伸びました。部活でも副部長を務めたり、下手ながら大会に出場させていただいたりと充実していました。
でも、どこで狂ったのでしょうか。
11月も中旬を過ぎたころから、学校にうんざりしてしまったのです。
もっと言うならば、学校は変わらず私を受け入れてくれます。しかし、もう私自身が学校の点数主義にうんざりなのです。
昨日、進研模試の結果が返されました。今までだったら結果に一喜一憂していました。しかし、今の私にはもう模試の結果なんてくだらないものとしか思えないのです。
毎日の授業もまた然り。私は確かに勉強しているはずだのに、ひたすら黒板を向いていると何だか自分が馬鹿になったように感じるのです。
私にはわからないことがたくさんあります。私には知りたいことがたくさんあります。
まず、琉球方言。私の生まれた沖縄の方言がなかなか特殊なものだと知って興奮。特に「係り結び」の方にピンポイントで興味あります。一度詳しく調べてみたいものです。
それから、革命暦。フランス革命直後に導入された革命暦ですが、これまたよく分からないことばかり。ジャコバン派は理性神を崇拝していたのだとか。理性神って何?理性が神とか意味不明!
まだまだありますが、書ききれません。
疑問と興味がひっきりなしに湧いてきます。
でも、高校では私はその一つひとつに構っている暇など無い。私がいかに深く知ろうとも、うちの学校で大切とされるのはセンター試験頻出問題なのです。
そのことがたまらなく嫌になってしましました。
私はきっと要領が悪いのでしょう。だから、ひっきりなしに疑問が湧いてくる。クラスメイトがなんの気もなしにプリントを解いていても、私にはそれができない。次から次へと疑問がつかないから、時間がいくらあっても足りない。
模試ならまだしも定期テストなんて悲惨です。数学の公式は暗記するものと誰かが言います。しかし、私は証明がしたい。証明ができるようにならないと先には進めないのですから、これまた要領が悪い。
私はとにかく知りたいから、高校に進学したはずです。
こんなはずではなかった。意味もわからないのに、たくさんの知識を頭に詰め込んで何になるのでしょうか。でも、学校はそれを強要する。暗記勝負のテストがたくさんある。私が純粋に好きだった勉強はどこへ行ってしまったのでしょう。
レベルは低くても、疑問の一つひとつに向き合えていた中学の頃のほうがよっぽど賢い気がします。
先生方は言います。「自分の好きな勉強は大学でやればいい。今は大学へ入るための勉強を」と。
一理あります。私がいま本を読んで、興味のまま研究しても得られることはしれていますから。しかしだからといって大学へ入るためなら、教科書を丸呑みして、意味も分からないまま知識を無理やり頭に詰め込むしか無いのでしょうか。やっぱりそれは許せません。
そんなこんなで私は疲れてしまいました。素直に学校のプログラムを受け切れない私は幼いのでしょう。
でも、やはりもう一度私はわたしに問いたい。
私はなぜ勉強しているのか。
私は何を勉強しているのか。
私は勉強してなんになるのか。
そこで見えてくる答えが「大学合格」で無いことは明らかです。
私はあくまでも楽しいから勉強していたはずだった。
編集後記
くだくだ文句を言ってみた。ただ文句を言ってもどうにもならないことくらいは分かっている。ただ、どうしても言いたかった。
自分のリズムを取り戻すまではブログ更新を再開します。