カラオケに行ってきた
昨日は、久しぶりにたくさん歌いました。なんと、後輩と二人で5時間。60曲以上。秋口から冬にかけて、数学講座や意見発表大会、各種コンクールなどなかなか忙しかったので、久しぶりのカラオケだった分、いつもより楽しかったです。
カラオケ中毒……?
私はカラオケが好きです。音痴なので、音楽の授業は苦しいですが、カラオケで歌うことは楽しくて仕方ありません。月に1度は必ず行きますし、テスト終わりや長期連休にも行きます。
ふと周りを見渡すと、同級生にも多数私のような人がいました。
そこで、私は思いました。
「なぜ、人はカラオケにハマるのだろう?」
「若者を引きつけるカラオケの魅力とはなんだろうか?」
「カラオケになると、途端に歌いやすくなるのは何故だろう?」
面白い論文を見つけた
http://openweb.chukyo-u.ac.jp/~hkato/katoharu/semi-research/houkokusho42/houkokusho42-11.html
今から15年前に書かれたもののようですが、今のカラオケ事情にも通じるものがあります。
一つ、15年の月日で変わったことと言えば、カラオケの敷居が下がったことくらいでしょうか?わたし自身、カラオケ初体験は小学生ですし、周りを見ても大概はそのくらいです。また、未だに一度もカラオケに行ったことがないという人を知りません。
論文を読んで、思うこと。
カラオケは仲間内でわいわいするから楽しいものだと思います。その点では、論文にも書かれているように、「カラオケボックス」である意味が大きいでしょう。
また、私達の世代からすると、喫茶店よりも敷居の低く、安く済むおしゃべりの場という考えもあります。(実際、わたしの行きつけの店は1000円でフリータイム、食事・ドリンクバー付きの低価格です)それはカラオケが娯楽の主流となり、何とか客を確保したいと思った企業努力の成果でしょう。
そんなことを考えると、カラオケは単純にいろいろな壁を無くせる場所なのかもしれません。まず、第一に歌うという行為が楽に行える。音楽の授業になると、声が出ないのにカラオケは大好き。そんな人が多いのはカラオケの力のおかげでしょう。
そして、第二に自己表現が簡単に行える。歌は本来、何かしらのメッセージを持っています。そんなメッセージを歌にのせて歌ってみると、なんだかかっこよく自己表現している気になるから、不思議なものです。
第三に思い切り騒げる。喫茶店より安く、しかも部屋で思い切り飲み食い、おしゃべりができるという空間は確かに貴重です。
第四にカラオケ自体の敷居が低い。これは何度も書いているように、企業努力の成果だと思います。
これから、一人カラオケがもっと世に出てくると、もっとカラオケの敷居が下がると思います。すると、どうなるでしょうか。カラオケ好きな私としては、これからのカラオケに期待せずはいられません。
編集後記
私は微妙な感じに音痴。
十八番を歌っても、2097人中2071位という順位が泣ける。